Googleストリートビューを導入する前に
- EVAROO
- 2017年8月1日
- 読了時間: 7分
更新日:2019年8月7日

Googleストリートビューを初めて導入する方、もしくは何度か導入をしてみたけど、あらためて導入の意義を考えてみたいという方に向けてまとめたブログです。
目次
1.ストリートビューを初めて導入する方へ
2.ストリートビューを導入する目的を検討しましょう
3.目的に合った撮影プランを検討しましょう
4.目的を実現できそうな代理店を探しましょう
5.見積りを依頼して予算を把握しましょう
■Googleストリートビューを初めて導入する方へ
Googleストリートビューの導入を検討しようとするきっかけは何でしょう?
「ただ漠然と興味をもったから」
「知人が導入したのを聞いて興味をもったから」
「集客が増えると知人から聞いたから」
「予約や問い合わせが増えると知ったから」
「SEO(Search Engine Optimization)対策のため」
「MEO(Map Engine Optimization)対策のため」
など、ストリートビューの導入を検討するきっかけはさまざまです。
まずは 何を目的にストリートビューを導入しようと検討をしているのか を整理することからはじめましょう。
もっと詳しく知りたい方はこちら → 「ストリートビューとは」をみる
■Googleストリートビューを導入する目的を検討しましょう
ストリートビューの導入目的では、「お客さまに対する情報サービスの提供」「グーグル検索やグーグルマップ検索での効果」を見込んだケースが非常に多いです。いずれも売上を意識しての導入目的です。ただし、売上までのプロセスはそれぞれ異なります。
(伝える手段) → (お客さまの印象) → (お客さまの行動) → (目的)
・宴会場の広さや空間を伝える → 使い勝手が良さそう → 問い合わせ → 売上
・来店時の雰囲気を伝える → 居心地の良さそうな雰囲気 → 来店 → 売上
・品揃えを伝える → 探している品物がありそう → 来店 → 売上
・検索結果を上位にする → 検索をしたらすぐに見つかった → 来店 → 売上
・同業他社と差別化をする → 情報量が多いので参考になった → 来店 → 売上
・施設サービスを伝える → 車椅子やベビーカーが通れそう → 来店 → 売上
・仮想体験を提供する → 大型テントの利用イメージができた → 通販購入 → 売上
・不安を解消する → 事前に店内を見て安心ができた → 来店 → 売上
・運転席の眺めを体験してもらう → 実車で体験がしてみたい → 来店 → 売上
売上以外の目的
・企業説明会での注目度を高める → あのブースに寄りたい → 人材が集まる
・工場体験コースを伝える → 工場体験に参加をしてみたい → 予約 → 来場
・社内教育に活用する → 危険予知トレーニングができた → 習熟 → 安全意識向上
この他にもいろんな目的でストリートビューの導入が検討されています。
さて、導入目的のイメージはできましたでしょうか。
次は目的に合った撮影プランを検討しましょう。
■目的に合った撮影プランを検討しましょう
撮影プランには大きくわけて3つあります。
その前にパノラマとストリートビューの定義について説明をします。
パノラマとは、1ポイント(三脚を立てて撮影をした場所)で360°を撮影した1枚のパノラマ写真のことです。
ストリートビューとは、パノラマからパノラマへと歩いて移動をしているように編集されたグーグルマップの機能のひとつです。
パノラマは移動ができない、ストリートビューは移動ができると覚えてください。
なお、部分的ストリートビューとは、施設内の一部をひとつのストリートビューとして構成するものです。ホテルの客室のみをストリートビュー、総合体育館の柔道場のみをストリートビューにするなどがこれにあたります。
▼パノラマ撮影プラン(または部分的ストリートビュー)
ホテルなどの大型施設でストリートビューの撮影をすると、廊下などの移動ポイントが増えてしまい、撮影コストも増えてしまいます。そういう場合は、1つの部屋に1枚のパノラマ写真または2~3枚のパノラマ写真をつないだ部分的ストリートビューの撮影を選びましょう。
・ホテルの館内施設を紹介
「フロント」「宴会場」「客室」「大浴場」「レストラン」など
・会議室1部屋のレイアウトパターンを紹介
「教室タイプ」「コの字タイプ」「アイランドタイプ」など
・保育園の施設を紹介
「保育ルーム」「トイレ」「遊具」などを全て子供の目線で撮影することができます
・カプセルホテルの客室を紹介
ストリートビューでは撮影ができないような狭い空間が撮影可能です
もっと詳しく知りたい方はこちら → 「パノラマ撮影プラン」をみる
▼ストリートビュー撮影プラン
全てのパノラマ写真を歩いて移動ができるように動線をつないだプランです。お店の外観から店内に入り、隅々まで移動ができるように撮影をします。SEO・MEOを意識している方、施設内の情報量を増やして集客効果を高めたい方、同業他社との差別化を図りたい方に適した撮影プランです。
もっと詳しく知りたい方はこちら → 「ストリートビュー撮影プラン」をみる
▼パノラマムービー撮影プラン
パノラマ写真を動画にして利用をしたい方にオススメのプランです。
Youtubeのマイチャンネルに公開をしてみたり、ホームページに埋め込んでみたり、SNSで動画を配信してみたり、いろんな形で宣伝に利用をすることができます。
ストリートビューで撮影をしたパノラマ写真を再利用すれば、低コストで制作ができます。
イメージムービー、プロモーションムービー、紹介ムービーなど豊富に活用方法があります。
もっと詳しく知りたい方はこちら → 「パノラマムービー撮影プラン」をみる
■目的を実現できそうな代理店を探しましょう
続いては撮影を依頼する認定フォトグラファー選びです。営業マンが訪問をしてきてストリートビューに興味をもった方もいると思いますが、ホームページで認定フォトグラファーを探してどこを選んだら良いか悩んでいるという方も多いようです。認定フォトグラファー選びのポイントは、「目的を実現してくれそうな認定フォトグラファーを選ぶこと」です。
認定フォトグラファーには、それぞれの特長や得意分野があります。とにかく安さをウリにしている認定フォトグラファー、綺麗な撮影をアピールしている認定フォトグラファー、撮影事例の豊富さをアピールしている認定フォトグラファーなどさまざまです。「予算」「品質」「技術」「信用」「実績」などをバランスよく検討し、撮影を任せたい認定フォトグラファーを選びましょう。
なお、認定フォトグラファー選びをする際は、以下の点も参考程度に知っておくと良いでしょう。
・Google認定フォトグラファーですか?
・Googleのスタッフではないとはっきり言えますか?
・Googleの規約違反になるようなサービスを提案していませんか?
・Googleでの審査が通らなかった場合の補償について説明ができますか?
・鏡やガラスにカメラや三脚が写ったら消せますか?
・床面を疑似加工した処理をしてくれるか説明ができますか?
・HDR(ハイダイナミックレンジ合成)撮影ができますか?
・自社で撮影から公開までができますか?
・注文書や契約書などは用意ができますか?
・口約束ではなくて、見積書を提出してもらえますか?
・NDA(秘密保持契約)は締結できますか?
など
もっと詳しく知りたい方はこちら → 「安心保証」をみる
■見積りを依頼して予算を把握しましょう
認定フォトグラファーを絞ったら、最後に見積りです。現地で撮影ポイント数を確認してから見積りをする場合と図面(間取図)をメールで送って見積りをする場合があります。金額の目安をホームページで紹介をしている認定フォトグラファーもあれば、問い合わせをしないと金額を教えてもらえない認定フォトグラファーがあります。最低限の撮影プランで低料金な認定フォトグラファーもあれば、最低限のサービスに合わせた料金設定をしている認定フォトグラファーもあります。認定フォトグラファーによって対応はさまざまなので、ご自身の考えに合う認定フォトグラファーに絞って見積りを依頼してみましょう。
▼安い認定フォトグラファーを探したい方は、とにかく見積りをたくさんとって安い認定フォトグラファーを探しましょう。
▼コストパフォーマンスの優れた認定フォトグラファーを探したい方は、各ホームページを読んでください。各認定フォトグラファーの特長を理解して、予算とのバランスを考えて認定フォトグラファーを探しましょう。
もっと詳しく知りたい方はこちら → 「各種撮影プラン・料金」をみる
■最後に
認定フォトグラファーを選ぶ手段の決め手のひとつに、営業マン(カメラマン)との相性があります。話が噛み合わない、撮影ポイント数を増やす提案しかしてこない、問い合わせに対する回答が遅いなどといった不満がないような認定フォトグラファーを選ぶことをオススメします。
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※「ストリートビューの件で電話をしました」とお申し出いただければ、担当者におつなぎします。
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